若いときと較べて代謝が低下してきているため、余ったエネルギーが消費できずに脂肪のような形で体に蓄積されてきたものと、加齢による筋力の低下がある一線でバランスを崩し、いわゆる中年太りは目に見える形となって表れてきます。
本当はもっと以前からそういう兆候はあったと思いますが、その変化が体感できるようになるのは、こういう状態になってからです。
だから大抵の人は急に太ったと思ってしまいます。
とくに若いときに痩せ型の人は「自分は太らない」という自信と言うよりは一応の実績があったわけですから、この辺の戸惑いは大きいようです。
ちなみに体が本当に必要としている栄養分と空腹感の関係は、ある程度の年齢を過ぎたら一度疑ってみた方が良いかもしれません。
胃が空になればお腹が空く訳ですが、だからと言って消化された栄養が、そのまま全部消費されているとは限らないからです。
毎日規則正しい生活をする。
三度の食事をきちんと取り、適度な運動をする。
間食は控える。
これが基本です。